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高瀬 洪生

出身大学 大阪大学出身

卒業年 平成27年卒

今までどの病院で学ばれてきましたか?

卒後1、2年目は関西労災病院で初期研修を行い、3~5年目まで引き続き関西労災病院で消化器外科、乳腺外科を中心に外科研修を行いました。

卒後6年目は大阪母子医療センターで小児外科の研修を行い、卒後7年目から大阪大学小児外科の大学院に所属しています。

特に関西労災病院での外科研修は、外科医として必須な手術の基本技術、急変や緊急時の対応、さらに外科医の考え方や働く姿勢を学んだ非常に充実した期間でした。母子医療センターでは、慣れない小児に初めは戸惑いましたが、豊富な症例経験を積め、小児外科の基礎を学ぶことができました。

当科を選んだ理由(決め手となったことなど)

元々おぼろげに小児医療に関わりたいと考えていましたが、一番の決め手は学生5年次の臨床実習で生体肝移植の患児を受け持ったことでした。

肝移植のダイナミックな手術と繊細な技術に触れ、また手術前に肝硬変の合併症に苦しんでいた患児が術後みるみる元気になる様子を見て、将来必ずこの手術をできるようになろう、このような子供たちを助けられる外科医になろうと思いました。

現在、取り組んでいること(治療、研究等)

卒後8年目より大学院生として基礎研究に従事しています。

小腸移植後に長期予後不良の原因となる慢性拒絶反応の抑制について研究しています。in vivoではラット小腸移植後慢性拒絶モデル作成と治療、in vitroではT細胞や小腸線維芽細胞、間葉系幹細胞を用いた研究を行っています。またラット小腸移植は顕微鏡下血管吻合のトレーニングにもなります。

やりがいについて教えてください

最初はこちらを警戒していた患児が、親身に接し続けることで徐々に懐いてくれたときはとても嬉しいです。

まだ小児外科の経験は長くないですが、外来では自分が手術を担当した患児が元気に成長していくことを実感できます。

そのような際はとてもやりがいを感じます。

留学について

まだ留学の経験はありませんが、日本では移植手術の数が少ないため、移植手術のトレーニングには海外での臨床経験が必要と考えています。

現在、2025年の米国移植外科フェローシップのマッチング参加を目標に準備しています。

所属学会での活動について教えてください

日本外科学会や小児外科学会をはじめ肝移植・小腸移植関連の学会に複数所属し学会発表を行っております。

本年(2023年)3月には、国際小児移植学会(IPTA)で初めて国際学会での口演発表を行いました。

メッセージ

小児移植は小児外科医としてのやりがいに加え、血管吻合を含むより高難度の手術や濃密かつ長期的な術後管理が経験できます。

苦労も多いですがその分外科医としてかけがえのない経験を積むことができます。

一緒に移植を必要とする子供たちのために頑張りませんか?

ホームページを閲覧される方へ

小児外科では鼠径ヘルニアから肝移植や小腸移植まで多種多様な手術を経験することができます。

病気で苦しんでいる子供達が手術を受け、だんだん元気になっていく経過に寄り添えることができることは素晴らしい経験です。

また小児ではこれから先の人生がとても長いので、術後10年、20年先のことを考えた手術を行う必要があります。

とても難しいですがそれも小児外科でしか味わえない魅力と考えています。

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2020年度~に大阪大学附属病院および大阪大学外科学講座関連施設で修練する
後期研修医は、大阪大学外科学講座へ登録していただいております。