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忽那 賢志 教授(感染制御学)が着任しました

教授 忽那 賢志 (くつな さとし)
新型コロナウイルス感染症の流行によって世界は大きく変化しました。感染症に関する知識は一般の方にとっても重要であり、また感染症の専門家の育成も急務となっています。大阪大学では、引き続き啓発活動に務めつつ、次のパンデミックに備えた医療従事者の育成に取り組みたいと思っています。また大阪大学の強みを生かした研究活動にも取り組んで参ります。

これまでの業績の紹介

これまでは新興感染症、輸入感染症などを専門としてきましたが、2020年1月以降は特に新型コロナウイルス感染症の臨床・研究を行ってきました。特に新型コロナウイルス感染症から回復した方の抗体推移や後遺症についての解析や、回復者血漿療法に関する臨床研究を国内で主導してきました。また一般の方々にも感染症について知っていただくために、啓発活動にも努めてきました。

略歴(主なものを抜粋)

平成16年3月 山口大学 医学部医学科 卒業
平成16年4月 独立行政法人国立病院機構 関門医療センター 初期研修医
平成17年4月 山口大学 医学部附属病院 初期研修医
平成18年4月 山口大学 医学部附属病院 先進救急医療センター 医員
平成20年10月 奈良県立医科大学附属病院 感染症センター 医員
平成22年4月 市立奈良病院 感染制御内科 医長
平成22年9月 博士(医学)(山口大学)
平成24年4月 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 医員(フェロー)
平成25年10月 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 医員
平成30年1月 国立国際医療研究センター 国際感染症センター 医長
令和3年7月 大阪大学 大学院医学系研究科 教授