小林製薬、大阪大学大学院医学系研究科、タニタ、 三者がセルフメディケーションの提案を通して肥満症改善をサポート! 「ライフスタイル提案パンフレット 日々一新」を共同制作、配布開始
小林製薬株式会社(本社:大阪市、社長:小林 章浩)、大阪大学 大学院医学系研究科(下村 伊一郎 教授、馬殿 恵 寄附講座准教授)および株式会社タニタ(本社:東京都、社長:谷田 千里)は連携して肥満症の改善/対策を目指す啓発活動を 2021 年から取り組んでいます。このほど、その取り組みの一環としてセルフメディケーションによる健康管理を推進する「ライフスタイル提案パンフレット 日々一新」を共同制作いたしました。
パンフレットでは、健康づくりのために日々の生活で意識したい「新しいライフスタイル事例」を、月曜日から日曜日までの 7 日間に分けて提案しています。忙しい毎日の中でつい後回しにしがちな自身の健康改善に意識を向け、日常生活へセルフメディケーションを取り入れるヒントになればと考えています。
本パンフレットは、2022 年 3 月 26 日~27 日に開催された第 42 回日本肥満学会より配布を開始しました。今後の活用は、大阪大学医学部附属病院(内分泌代謝内科)で患者様へ配布するほか、肥満関連学会の医療機関での診療にご活用いただくなどを予定しております。
人生 100 年時代を迎えた現在、セルフメディケーションの重要性が生活習慣病の予防や健康維持のために改めて見直されています。生活習慣病の多くは、肥満が原因の1つとなっていると考えられています。小林製薬株式会社では、ヘルスケア分野において、“あったらいいな”をカタチにしたセルフメディケーション製品の開発に注力しております。
肥満症の研究において国内外で高い評価を受ける大阪大学大学院医学系研究科、健康計測機器を製造・販売する株式会社タニタ、当社の製品開発力、この三者の強みを活かし、肥満症の改善/対策に向けた取り組みを今後も推進していきます。
肥満症とは
「肥満に起因ないし関連する健康障害を合併するか、その合併が予測される場合で、医学的に減量を必要とする病態」を指します。そのため、「肥満症」と診断された場合には病気として扱われ、適切な治療が必要となり、生活習慣の見直しを行うことも重要です。
肥満症への取り組み
2018 年には、肥満症の撲滅を目指して 23 の関連学会が分野を超えて連携する「神戸宣言 2018」が発表されています。
*神戸宣言 2018 とは
日本医学会連合の中で肥満症と関連する 23 学会が、第 39 回日本肥満学会が開催された神戸に集結し、肥満症の撲滅を目指して、領域を超えて協働することに合意しました。その決意として宣言されたものです。
http://www.jasso.or.jp/data/data/pdf/kobe2018_text.pdf