橋本 亮太(はしもと りょうた)
大阪大学大学院
大阪大学・金沢大学・浜松医科大学・千葉大学・福井大学連合小児発達学研究科附属子どものこころの分子統御機構研究センター疾患関連分子解析部門
大阪大学大学院医学系研究科情報統合医学講座精神医学教室(兼任)
准教授
略歴
平成7年3月 | 大阪大学医学部卒業 |
---|---|
平成7年4月 | 大阪大学医学部附属病院神経科精神科にて研修 |
平成8年4月 | 大阪大学大学院医学系研究科内科系精神医学専攻 |
平成12年6月 | 米国国立精神衛生研究所 客員研究員 |
平成15年4月 | 国立精神・神経医療研究センター神経研究所 疾病研究第三部 室長 |
平成18年4月 | 大阪大学大学院医学系研究科附属子どものこころの分子統御機構研究センター 特任助手、特任助教、特任准教授 |
平成23年4月より | 現職 |
これまでの研究活動
2006年に国立精神・神経医療研究センターにてうつ病専門外来を立ち上げ、大阪大学においては統合失調症専門外来を開始し、主治医と連携した診療体制に研究を融合したシステムを構築してきた。大阪大学では3000例以上の患者・健常者のリサーチリソース・データベースである脳表現型コンソーシアムを構築し、それを発展させて、2013年に全国の生物学的精神医学研究者の共同研究体制であるCOCOROを発足し代表に就任。現在は40施設からなるオールジャパンの体制に発展して活発な研究活動がなされている。
2014年より、統合失調症薬物治療ガイドラインやうつ病治療ガイドラインの作成に携わり、2016年より、これらのガイドラインの普及・教育・検証活動であるEGUIDEプロジェクトを開始し、代表に就任。全国30施設が参加し、年間18か所で講習を行いその効果を検証する。
「ポリジェニック脳神経画像解析による統合失調症の診断法の開発」「治療抵抗性統合失調症に対する客観的診断法及び実用的治療プロトコールの開発」などの代表を務めるAMEDの障害者対策総合研究開発事業の研究班や革新的技術による脳機能ネットワークの全容解明プロジェクトなどの多数のグラントのサポートにより行っている。
主要研究領域
生物学的精神医学、神経薬理学、教育学
所属学会
- 日本神経精神薬理学会:理事、評議員、広報委員会委員長、トランスレーショナル・メディカルサイエンス部会部会員、 統合失調症薬物治療ガイドラインタスクフォース
- 日本統合失調症学会:評議員
- 日本精神神経学会:PCN編集委員、薬事委員会委員
- 日本うつ病学会:評議員、気分障害の治療ガイドライン作成委員会委員
- 日本生物学的精神医学会:評議員、将来計画委員会委員、関連学会対応委員会副委員長
- 日本神経化学会:評議員、将来計画委員会委員、COI委員会委員
- EGUIDEプロジェクトチーム:代表