森原 剛史(もりはら たかし) 

大阪大学大学院 医学系研究科 精神医学分野 医学部講師

略歴

1993年(平成5年) 大阪大学医学部卒業
1993年 大阪大学医学部付属病院 第4内科(老年内科)と桜橋渡辺病院で研修
1994年 大阪大学医学部付属病院 神経精神科で研修
1999年 大阪大学医学部博士課程修了(精神医学教室、分子脳機構と第二解剖学教室)
2000-2004年 University of California Los Angeles (UCLA) Department of Neurology
2005年 大阪大学医学部精神科助手
2011年 大阪大学医学部精神科医学部講師

これまでの研究活動

  • 1995-1999年
    脳脊髄液による認知症診断法の開発、家族性アルツハイマー病原因遺伝子の機能解析。
  • 2000-2004年
    研究面ではアルツハイマー病治療薬開発のための基礎研究(Morihara J Neurochem v83 p1009 2002など)。これはのちに大規模臨床治験(r-flurbiprofen)へと発展。臨床面ではUCLAアルツハイマーセンター、West Los Angeles VAとSepulveda VA病院で症例カンファなどに参加。
  • 2005年以降
    アルツハイマー病のAβ病理を規定する遺伝子の同定と機能解析(Morihara PNAS v111 p2638 2014など)。現在この結果を発展させたアルツハイマー病の診断と治療法開発のための研究。その他、臨床研究として多施設無作為単盲検試験による認知トレーニング(数井、林らなどと)の研究。

主要研究領域

アルツハイマー病を中心とする認知症

資格等

  • 日本精神神経学会精神科専門医
  • 日本精神神経学会精神科専門医制度指導医
  • 日本認知症学会指導医
  • 日本認知症学会専門医
  • 精神保健指定医
  • 博士(医学 大阪大学)
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