小玉 美智子 教授(産科学婦人科学)が着任しました

教授 小玉 美智子 (こだま みちこ)
産婦人科は全女性の健康を様々な観点から守る科です。周産期、生殖内分泌、婦人科腫瘍、女性ヘルスケア、これら全ての診療分野を更に発展させると共に密な連携を図り、女性の全生涯に渡るシームレスな診療を展開します。多様な視点、研究マインドを持つ次世代の臨床医を育成し、基礎研究・臨床研究の応用によって、日本の、世界の女性の健康に貢献できる医療の開発を目指します。
これまでの業績の紹介
産婦人科全般の診療領域を経験する中で特に婦人科低侵襲手術分野の研鑽を積み、手術教育、産学連携による医療機器開発に携わってきました。一方、手術による根治が望めない婦人科難治性悪性腫瘍については多角的な研究を展開して参りました。順行性遺伝学手法を用いた卵巣癌腹膜播種増悪、また子宮平滑筋肉腫発症・増悪に関与する新規候補遺伝子の探索・検証について報告し、子宮頸部胃型腺癌の発癌過程解明に注力しております。
略歴(主なものを抜粋)
平成12年3月 | 大阪大学医学部医学科 卒業 |
---|---|
平成12年4月 | 大阪大学医学部(産科学婦人科学教室)において研究に従事 |
平成12年5月 | 大阪大学医学部附属病院 産科婦人科において臨床補助の研修に従事 |
平成12年6月 | 大阪大学医学部附属病院 産科婦人科 医員(研修医) |
平成13年6月 | 泉大津市立病院 産婦人科 医員 |
平成15年6月 | 大阪府立母子保健総合医療センター 産科 医員 |
平成17年3月 | 大阪府立急性期総合医療センター 産婦人科 医員 |
平成21年5月 | 日生病院 産婦人科 医員 |
平成25年5月 | 米国テキサス大学 MD Anderson Cancer Center,Research Intern |
平成25年12月 | 米国ヒューストンメソジスト研究所,Postdoctoral Associate |
平成28年6月 | 大阪大学大学院医学系研究科 産科学婦人科学教室 助教 |
平成30年6月 | 大阪大学大学院医学系研究科 産科学婦人科学教室 学部内講師 |
令和6年2月 | 大阪大学大学院医学系研究科 産科学婦人科学教室 講師 |