大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, The University of Osaka Graduate School of Medicine
大阪大学 大学院医学系研究科 小児科学
Department of Pediatrics, The University of Osaka Graduate School of Medicine
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栄養発育研究グループ
研究内容
小児の栄養発育の異常をきたす疾患の病態解明
①成長障害・甲状腺・思春期の異常など内分泌疾患の発症機構・治療に関する研究を行っています。また、肝臓移植患者や経管・経静脈栄養児の成長および栄養評価を通して、健常な発育を支援する研究を行っています。
②人工多能性幹細胞(iPS細胞)を用いた骨系統疾患における成長障害の病態解明に取り組んでいます。
③小児がん経験者の晩期合併症である内分泌異常や、妊孕性温存に関する研究を行っています。血液腫瘍・免疫グループ、内分泌グループおよび他の診療科と連携して包括的なフォローアップを実施し、がん・生殖医療の発展に取り組んでいます。
小児の消化器・肝臓疾患の病態解明
①胆道閉鎖症、アラジール症候群、進行性家族性肝内胆汁うっ滞症(PFIC)1~4型などの小児胆汁うっ滞性肝障害に対する診断・治療を行うとともに、これらの疾患に関する病態解明や新薬開発に関する基礎研究・臨床研究を行っています。
②小児の急性肝不全・慢性肝疾患および小腸機能不全に対し小児外科と移植チームを立ち上げ、移植前から移植後も含めた診療に従事しており、肝移植・小腸移植後の遠隔期グラフト障害の免疫学的検討や成長障害に関する研究を行っています。
③小児期発症の炎症性腸疾患に対する診断・治療を行い、新規バイオマーカーの開発に関する共同研究を行っています。腸管不全治療センターの一翼を担い、多職種と連携しながら腸管機能不全児の栄養管理や成長・発達の評価を行っています。
研究メンバー
助教
木村 武司、橘 真紀子
特任助教
福岡 智哉
医員
福田 明子、松岡 由希、石井 裕代、伊東 英美
大学院生
福井 美穂、三浦 義一
臨床登録医
三善 陽子(大阪樟蔭女子大学・招へい教授)、別所 一彦(滋慶医療科学大学大学院・招へい教授)