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「滲出型加齢黄斑変性に対する他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞懸濁液移植に関する臨床研究」における被験者募集の終了について

神戸市立医療センター中央市民病院は、国立大学法人大阪大学医学部附属病院、国立大学法人京都大学iPS細胞研究所、および国立研究開発法人理化学研究所と連携して、平成292月より「滲出型加齢黄斑変性に対する他家iPS細胞由来網膜色素上皮細胞懸濁液移植に関する臨床研究」を実施してまいりました。このたび、本臨床研究について、中央市民病院と大阪大学医学部附属病院で移植手術が実施され、5例の手術を完了し、計画していた予定症例数に到達したことを報告いたします。

実施した5例の手術に関しては、現在1年間の経過観察を継続しており、現時点では手術日および被験者の情報(年齢・性別等)や経過に関する一切の情報について公表は差し控えますこと、何卒ご理解とご協力をお願いいたします。詳細については、観察結果がまとまり次第発表する予定でおりますので、経過観察結果のご報告までお待ちいただきますよう、お願いいたします。

なお、計画された症例数に達したことを受け、被験者の募集を終了することといたしました。今後も、臨床研究等の実施について、ご理解、ご協力の程よろしくお願いいたします。

また、今後他の患者にもご参加いただけるよう新たな臨床研究等の計画が整いましたら速やかに発表いたします。