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IAEA脳神経・腫瘍核医学国際ワークショップを開催しました

医学系研究科医学部附属病院では、医療分野ヘの国際貢献を推進するため、国際原子力機関(IAEA)と連携協定を締結しています。

ワークショップの様子:畑澤教授(核医学)

国際原子力機関(IAEA)からの依頼により、畑澤教授(核医学)が中心となり、6月26~ 30日に医学系研究科 最先端医療イノベーションセンター棟にて、「IAEA脳神経・腫瘍核医学国際ワークショップ」が開催されました。

ワークショップには、中東やアジアの17ヶ国・地域(イラク、イスラエル、ヨルダン、レバノン、カタール、シリア、インドネシア、バングラデシュ、マレーシア、モンゴル、パキスタン、フィリピン、スリランカ、タイ、ミャンマー、ネパール、台湾)から31名の核医学研究者が参加しました。

量子科学技術研究開発機構(QST)の平野俊夫理事長による公開特別講演の他、分子イメージング技術や脳腫瘍・脳神経疾患の研究に関する講義のあとには、テクニカルビジットとして、核医学検査を行っている大阪市内のクリニックへ見学に行きました。また、医学系研究科 核医学の研究員らが画像解析ソフトウエアの演習を実施し、参加者に大変好評でした。

テクニカルビジットの様子