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1) 核医学治療
塩化ラジウム(Ra-223)による前立腺癌骨転移治療(SPECT/CT)

塩化ラジウム(Ra-223、商品名ゾーフィゴ)は前立腺がんの骨転移の治療薬として用いられています。
標準的な治療では体重により投与量が決まっています。しかし、患者さんによりRa-223の骨転移の部位への集まり方が違うことが報告されています。
Ra-223の出すガンマ線を捉えることにより、体の外から体内分布を明らかにし、骨転移への集まり具合を明らかにすることができます。
今回の臨床研究ではSPECT/CTという装置を用いて、Ra-223の分布をCTとの重ね合わせ画像で正確にかつ定量的に評価します。
将来的には患者さんごとに投与量を最適化することにより、より効果的な核医学治療を行うことができる可能性があります。

骨盤SPECT/CT画像(Ra-223)
骨盤SPECT/CT画像(Ra-223)