第6回大阪大学健康・医療クロスイノベーションフォーラムを開催しました
大阪大学大学院医学系研究科および医学部附属病院は、5月14日に第6回大阪大学健康・医療クロスイノベーションフォーラム~健康医療における情報利活用の課題と期待~を開催しました。
日時
2019年5月14日(火)13:30~17:00
場所
大阪大学中之島センター10階 佐治敬三メモリアルホール
主催
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
参加者
約 160 名
概要
「大阪大学 健康・医療クロスイノベーション フォーラム」は、関西から国際展開を見据えた健康・医療分野における研究開発や事業化を推進していくことを目的に、大阪大学と様々な企業間・組織がクロスイノベーションを創発することを目指して、開催しています。
第6回では「健康医療における情報活用の課題と期待」について、AI・ビッグデータ・IoT等の社会実装が進む中で大量のデータをどのようにして扱うのか、健康・医療の領域での情報の利活用とフィードバックについて先行事例を交えて議論しました。
第1部では、パーソナルデータを含めた多種多様かつ膨大なデータを健康・医療の領域でどのように流通し活用するのかについて、第2部では、大量のデータの利活用による社会保障における問題解決を目指した“まちづくり”について、話題提供と意見交換がなされました。なかでも、個々人の医療データを取り扱う「情報銀行」については、期待や課題を含めた活発な議論が行われました。
プログラム
開会挨拶
森井 英一 大阪大学 大学院医学系研究科長/ 病態病理学 教授
ディレクター挨拶
澤 芳樹 産学連携クロスイノベーションイニシアティブ代表/大学院医学系研究科 心臓血管外科学 教授
フォーラム趣旨説明
東 博暢 株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 プリンシパル
<第1部>「医療におけるパーソナルデータの利活用」
座長:松村 泰志 大阪大学 大学院医学系研究科 医療情報学 教授
中田 研 大阪大学 大学院医学系研究科 スポーツ医学 教授
講演者:
遠藤 誠之 大阪大学 大学院医学系研究科 保健学専攻 生命育成看護科学講座 教授
麻野井 英次 大阪大学 国際医工情報センター 慢性心不全総合治療学 特任教授(常勤)
竹谷 哲 医療法人竹谷クリニック 理事長(大阪心不全地域連携の会 代表幹事)
谷口 達典 株式会社リモハブ 代表取締役 CEO /大阪大学 大学院医学系研究科 循環器内科学
<第2部>パネルディスカッション「情報が拓く健康医療による”まちづくり”」
座長:澤 芳樹 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ 代表 /大学院医学系研究科 心臓血管外科学 教授
東 博暢 株式会社日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門 プリンシパル
座長講演:澤 芳樹
パネリスト:
谷崎 勝教 株式会社三井住友銀行 専務執行役員
小林 典弘 塩野義製薬株式会社デジタルインテリジェンス部 専任次長
其道 忠久 株式会社電通 関西支社 ソリューション・デザイン局ビジネスコンサルティング部シニア・ディレクター
閉会の挨拶
木村 正 大阪大学医学部附属病院長 / 大学院医学系研究科 産科学婦人科学 教授