第7回 大阪大学 健康・医療クロスイノベーションフォーラムを開催しました
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大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院は、12月17日に第7回大阪大学健康・医療クロスイノベーションフォーラム~認知症とまちづくり~を開催しました。
日時
2019年12月17日(火)13:30~17:00
場所
中之島会館
主催
大阪大学大学院医学系研究科・医学部附属病院 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ
後援
国立研究開発法人日本医療研究開発機構、近畿経済産業局、大阪府、大阪市、東大阪市、大阪商工会議所、公益社団法人関西経済連合会、一般社団法人関西経済同友会、一般社団法人新経済連盟
参加者
約140名
概要
大阪大学 健康・医療クロスイノベーションフォーラムは、“関西から、国際展開を見据えた健康・医療分野における研究開発や事業化を強力に推進していく”ことを目的に、大阪大学と様々な業種業態の方々が、企業間・組織間の垣根を越え、協働・共創するクロスイノベーションを創発することを目指して開催されています。
今回は、万国博覧会の開催を2025年に控え、超高齢化社会を迎える日本において、最大のテーマの一つである「認知症」にフォーカスが当てられました。診療・研究・診断機器・患者さんの食事や住宅など、多方面からの認知症に関する最新の取り組みが紹介されたあと、認知症を取り巻く環境としてのまちづくりの在り方について、最新のトピックを提供しながら幅広く議論を行いました。
プログラム
開会挨拶
森井 英一 大阪大学大学院医学系研究科長
ディレクター挨拶
澤芳樹 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ代表、大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科学 教授
<第一部> 「 認知症診療の最前線 」
座長:
森井 英一 大阪大学大学院医学系研究科長
坂田 泰史 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ副代表、大阪大学大学院医学系研究科 循環器内科学 教授
【基調講演1】
「超高齢社会における認知症の医療と介護の課題」
池田 学 大阪大学大学院医学系研究科 精神医学 教授
【基調講演2】
「超高齢化社会で進化するヘルスケア・イノベーション」
堤 浩幸 株式会社フィリップス・ジャパン 代表取締役社長
<第二部> 「 認知症対策の今 」
座長:
岡田 潔 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブオフィサー、大阪大学大学院医学系研究科 特任准教授
井上 隆弘 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブオフィサー、大阪大学医学部附属病院 未来医療開発部 講師
【講演1】
「異業種連携による食支援 〜高齢社会と食を考える〜」
和田 智仁 京滋摂食嚥下を考える会 代表世話人、医療法人純康会 徳地歯科医院 副院長
【講演2】
「VRによる認知症の一人称体験がもたらす変化とは」
下河原 忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
<VR認知症体験会>
~実際に認知症の人の世界を自分事のように体験してみよう~
<第三部>パネルディスカッション 「 認知症とまちづくり 」
座長:
澤 芳樹 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ代表、大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科学 教授
熊ノ郷淳 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ副代表、 大阪大学大学院医学系研究科 呼吸器・免疫内科学 教授
パネリスト:
池田 学 大阪大学大学院医学系研究科 精神医学 教授
堤 浩幸 株式会社フィリップス・ジャパン 代表取締役社長
和田 智仁 京滋摂食嚥下を考える会 代表世話人、医療法人純康会 徳地歯科医院副院長
下河原 忠道 株式会社シルバーウッド 代表取締役
澤田 拓子 塩野義製薬株式会社 取締役 副社長
座長キーノートプレゼンテーション:
澤 芳樹 産学連携・クロスイノベーションイニシアティブ代表、大阪大学大学院医学系研究科 心臓血管外科学 教授
パネルディスカッション&質疑応答
閉会挨拶
木村 正 大阪大学医学部附属病院長