研究ご協力のお願い
骨格筋メッセンジャーRNAの発現解析による神経・筋疾患の病態解明研究
- 研究の対象
- 1990年以降に当科で筋生検あるいは病理解剖を受けられた神経・筋疾患の患者さん
- 研究目的・方法
- 神経・筋疾患は、いまだによく原因がわかっていないものがほとんどです。現在のところ有効とされる治療法は限られており、また根本的な治療法もみつかっていません。これら神経・筋疾患の治療法を開発するためには、疾患の病態解明が必要不可欠となってきます。患者さん由来の組織(主に骨格筋、剖検・生検・手術時の残余検体)から、RNA の量の変化などを解析し、神経筋疾患の病態解明にむけた研究をおこないます。期間は2029年9月までの研究を予定していますが、延長される可能性があります。
解析結果は国立研究開発法人科学技術振興機構 NBDC などの公的データベースに研究対象者を特定できないようにした上で、解析結果を制限公開することがあります。さらにデータベースのデータは国内外の研究(製薬企業等の民間企業で実施される研究を含む)において使用される可能性があります。
- 研究に用いる試料・情報の種類
- 情報:病歴 検査結果 等 試料:残余の筋組織 等
- 研究組織
- 兵庫医科大学 内科学(神経・脳卒中科) 木村 卓
- 国立病院機構刀根山病院 藤村 晴俊
- 国立精神・神経医療研究センター 西野 一三
- Institut de genetique et biologie moleculaire et cellulaire (フランス) Nicolas Charlet-Berguerand
- フロリダ大学 (Gainesville, USA) Maurice Swanson
- Massachusetts Institute of Technology (Cambridge, USA)
- 新潟大学 脳研究所
- University of Virginia (Charlottesville, USA)
- 山口大学 臨床神経学
- 大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学講座
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- お問い合わせ先
- 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。
ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画
書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方に
ご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場
合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
- 照会先及び研究への利用を拒否する場合の連絡先
- 大阪大学医学部附属病院 神経内科・脳卒中科
- 住所:大阪府吹田市山田丘2-15
- 電話番号:06-6879-3571
- 研究責任者:高橋 正紀
- 研究代表者:大阪大学医学部附属病院 神経内科・脳卒中科 高橋正紀
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