研究ご協力のお願い
当科に一過性全健忘で入院しておりました方へ
一過性全健忘の画像的特徴と臨床症状に関する多施設共同後ろ向き観察研究
- 研究の対象
- 一過性全健忘(疑いを含む)と診断され、2006年4月1日から2018年3月31日までに大阪大学医学部附属病院に入院もしくは外来受診した成人の患者さん
- 研究目的
- 一過性全健忘は、突然発症の前向性および逆向性健忘をきたす疾患です。通常、意識障害など他の神経症状は認めず、通常24時間以内に症状は消失します。しかしながら一過性全健忘の病態は未だ不明な点が多いと言われています。本研究の目的は、一過性全健忘の患者さんの画像的特徴と臨床症状の関連性を明らかにすることをめざします。また、本邦での解析結果をドイツ連邦共和国・ハイデルベルク大学マンハイム大学病院と共有し、多角的な視点から一過性全健忘の国際比較(国際共同研究)を行う予定です。
- 研究方法
- 通常の医療において取得された診療情報(既存情報)を用い、神経内科・脳卒中科で診療を受けた患者さんの臨床的・画像的特徴について、 統計学的手法を用いて解析を行います。
- 個人情報の取扱い、お問い合わせに関して
- 個人を同定できる情報を削除し、匿名化を行います。学会、論文発表の際にも、個人を同定できる情報が出ることはありません。この研究について、さらに詳しい内容を知りたい場合や今回のデータ使用について同意をいただけない場合には、いつでも構いませんので、お手数ですが下記の問い合わせ先まで連絡ください
- お問い合わせ先
- 大阪大学医学部附属病院 脳卒中センター
- 研究責任者:岡崎 周平/職名:助教
- 研究分担者:東田 京子/職名:医員
- 電話番号:06-6879-3571
Copyright © Department of Neurology, Osaka University Graduate School of Medicine. All Rights Reserved.