患者様へ

研究ご協力のお願い

疾患修飾薬を使用中のMS患者におけるSARS-CoV-2ワクチンに対する免疫応答 (医学倫理委員会承認番号:21448-3)

  • 対象となる方
  • 疾患修飾薬による治療中にSARS-CoV-2 mRNAワクチンの接種歴がある多発性硬化症の方および他の疾患で当科に通院されている方、もしくは神経筋疾患の病態解明(承認番号:11298-25)研究ですでに血液検体を保存させて頂いている方
  • 研究の目的・方法
  • 多発性硬化症 (MS) は20歳台~40歳台に発症し再発と寛解を繰り返しながら、脳や脊髄などに脱髄病変が起きる自己免疫性疾患です。近年、SARS-CoV-2によるCOVID-19のパンデミックが世界的に問題となっており、mRNAワクチンの有効性が報告されています。しかし、MSの疾患修飾薬(DMD)を使用中の一部の方ではmRNAワクチンの効果が減弱することが知られています。その機序はまだ十分には解明されておらず、本研究ではMSのDMDがSARS-COV-2ウイルスmRNAワクチンの効果に与える影響について検討を行うことを目的としています。
  • 研究期間:研究機関の長の実施許可日~2025年3月31日
  • 利用又は提供を開始する予定日:2023年8月 

  • 研究に用いる試料・情報の種類
  • 試料:血液
    情報:SARS-CoV-2 mRNAワクチンの種類及びその接種時期、MS治療の状況、血液検体採取日、等
  • 外部への試料・情報の提供
  • 該当ありません。
  • 研究組織(利用する者の範囲)
  • 大阪大学大学院医学系研究科神経内科 奥野龍禎
  • お問い合せ先
  • 本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。 ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。 また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
  • 照会先および研究への利用を拒否する場合の連絡先
  • 〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2番2号
    TEL:06-6879-3571
    大阪大学大学院医学系研究科 神経内科学講座
    研究代表者・研究責任者:奥野龍禎
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