研究ご協力のお願い
神経筋疾患の病態解明(医学倫理委員会承認番号:11298-23)
- 1. 研究の対象
- 2007年度以降大阪大学医学部附属病院に入院された方、および外来受診をされた方。または、下記協力研究機関に入院、あるいは通院歴のある方。
北海道医療センターの「多発性硬化症におけるBrief Repeatable Battery of Neuropsychological Tests in Multiple Sclerosis (BRB-N)を用いた高次脳機能評価と疲労及びアパシー(やる気)の影響に関しての研究」に参加された健常者の方。
国際医療福祉大学の「エキソソームが難治性脳神経免疫疾患・変性疾患の病態および疾患進行に与える影響の解明」に参加された健常者の方。
- 2. 研究目的・方法
- 神経疾患における炎症機転の特徴を明らかにすることを目的としています。
血清・髄液・病理組織中の炎症に関連する分子の測定や臨床情報の解析、RNA発現量解析、空間トランスクリプトーム解析、
タンパクの網羅的解析、免疫染色を行う計画です。
入院時の通常行う検査や日常の外来診察時に時々行う採血や髄液の残りを利用し、測定を行います。
また、診療録や過去の研究で使用された高次脳機能検査等を含む臨床情報を使用させていただきます。
西暦2030年3月31日までの研究を予定していますが、随時延長される可能性がございます。
- 3. 研究に用いる試料・情報の種類
- 情報:病歴、治療歴、カルテ番号、画像データ、高次脳機能検査、痛みスケール、疲労スケール、うつスケール、QOL評価スケール、等
試料:日常診療にて得られた血液、髄液の余剰検体、生検および手術残余組織
- 4. 外部への試料・情報の提供
- 試料の測定のため外部研究機関に検体を送付する際には郵送を行い、検体は匿名化して送られますので、個人情報が漏れることはございません。
対応表は、当センターの研究責任者が保管・管理させて頂きます。
結果をバイオサイエンスデータベースセンター(NBDC)などにデポジット(提供)する可能性があります。
- 5. 研究機関
- 大阪大学大学院医学系研究科神経内科 奥野龍禎
富山大学附属病院神経内科 中辻裕司
国立病院機構北海道医療センター 新野正明
医療法人セレス さっぽろ神経内科クリニック 深澤俊行
近畿大学医学部神経内科 宮本勝一
独立行政法人国立病院機構刀根山病院 藤村晴俊
市立豊中病院 横江勝
市立吹田市民病院 細川明子
大阪急性期総合医療センター 隅蔵 大幸
市立池田病院 神経内科 那波一郎
九州大学 神経内科 磯部紀子
東京女子医科大学 脳神経内科 清水優子
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 飯島則文
滋賀大学データサイエンス・AIイノベーション研究推進センター 杉本知之
国際医療福祉大学 大学院医学研究科トランスレーショナルニューロサイエンスリサーチセンター 吉良潤一
- 6. お問い合わせ先
- 本研究に関するご質問等がございましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。ご希望があれば、他の研究対象者の個人情報及び知的財産の保護に支障がない範囲内で、研究計画書及び関連資料を閲覧することが出来ますのでお申出下さい。
また、試料・情報が当該研究に用いられることについて患者さんもしくは患者さんの代理人の方にご了承いただけない場合には研究対象としませんので、下記の連絡先までお申出ください。その場合でも患者さんに不利益が生じることはありません。
大阪大学大学院医学系研究科神経内科 研究責任者・研究代表者 奥野龍禎
住所:大阪府吹田市山田丘2-15
電話番号:06-6879-3571
研究代表者:大阪大学大学院医学系研究科神経内科 研究責任者・研究代表者 奥野龍禎
Copyright © Department of Neurology, Osaka University Graduate School of Medicine. All Rights Reserved.