第18回 最先端医療イノベーションセンター定例セミナー
第18回 最先端医療イノベーションセンター定例セミナー | |
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日時 | 2018年4月26日(水)18時00分~19時00分 |
場所 | 最先端医療イノベーションセンター棟1F マルチメディアホール |
演題 | 「腫瘍内の免疫回避機構の解析と創薬への応用」 |
講師 | 平田 道也 氏(塩野義製薬株式会社 研究員) |
要旨 | PD-1 抗体に代表される免疫チェックポイント阻害剤の併用試験がグローバル展開される中、免疫抑制性細胞も創薬対象として注目されている。 本セミナーでは、制御性T 細胞や骨髄由来免疫抑制細胞、並びに腫瘍関連マクロファージといった免疫抑制性細胞の臨床腫瘍組織内での抑制メカニズム析から見た特徴、 及びその創薬への応用研究についての知見を述べる。 |
演題 | 「末梢血を用いたがん免疫療法効果予測診断法の開発へ向けた取り組み」 |
講師 | 岩堀 幸太 特任講師(臨床腫瘍免疫学共同研究講座) |
要旨 | 免疫チェックポイント阻害剤の多がん種への適応拡大が進んでいるが、その有効性を予測するバイオマーカーは開発途上となっている。当教室では、末梢血による免疫チェックポイント阻害剤の効果予測マーカーの開発を目指し、臨床検体を用いてがん免疫についての解析を行っている。本発表ではがん免疫療法効果予測診断法の開発へ向けた当教室での取り組みについて報告する。 |
座長 | 和田 尚 特任教授(臨床腫瘍免疫学共同研究講座) |
※本セミナーの事前申し込みは不要です。
CoMITの定例セミナーは、センター参画各プロジェクトの研究内容の発信を目的として、約2ヵ月に1回のペースで開催しています。
お問合せ先 最先端医療イノベーションセンター事務室
TEL : 06-6210-8201
E-mail: i-sentaninobe@office.osaka-u.ac.jp