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市民公開シンポジウム 生命の動きをみて学ぶライフサイエンス ~タンパク質研究の現在と細胞のダイナミズム~

概要

10月28日(土)にオンラインにて市民公開シンポジウム「生命の動きをみて学ぶライフサイエンスタンパク質研究の現在と細胞のダイナミズム」が開催されます。

大阪大学大学院医学系研究科 加藤和人教授(医の倫理と公共政策学)は、文部科学省 学術変革領域研究(研究領域提案型)「学術研究支援基盤形成」の生命科学連携推進協議会において、社会と研究者を繋ぎ、科学研究の在り方をともに考える場を作る役割を担っており、その一環として開催されるものです。

生命科学研究では、日々様々な角度から新たな試みがおこなわれています。その成果として、たとえば近年、これまでは知られていなかったタンパク質の働きや活用方法が明らかになってきました。また、細胞のダイナミズムも詳細に観察することができるようになっています。

いまだ知られていない、いのちの仕組みを解き明かすために、基礎研究に携わる研究者たちは、常に新しい技術を開発しています。これは、長年に渡って積み上げられてきた知の継承が可能にするものといえます。

今回のシンポジウムでは、タンパク質をめぐる基礎研究や医療の最新の動向をご紹介すると同時に、これからの科学研究を継承していく世代である、高校生の皆さんにも議論に加わっていただきます。専門分野や世代の違いを越えて、社会と科学のありかたについて一緒に考えていきましょう。

イベント概要

市民公開シンポジウム 

日時10月28日(日) 13:00 16:15
形態オンライン
演題生命の動きをみて学ぶライフサイエンス
~タンパク質研究の現在と細胞のダイナミズム~
対象者一般市民
参加費無料
定員500名  (事前申込制)
参加申し込み方法右記URLより事前申込みください
https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/seminar/20231028/

【スケジュール】

13:00 開会の挨拶 武川 睦寛
(東京大学 医科学研究所 生命科学連携推進協議会 教授)

13:10 講演1「植物の力を利用して狙ったタンパク質を分解除去する」
鐘巻 将人(国立遺伝学研究所 遺伝メカニズム研究系 教授)

13:35 講演2「悪いタンパク質を壊す薬」
内藤 幹彦(東京大学大学院 薬学系研究科 タンパク質分解創薬社会連携講座 特任教授)

14:00 講演3「生体内の単一細胞の遺伝子発現を光で操作する顕微鏡技術」
亀井 保博(自然科学研究機構 基礎生物学研究所 超階層生物学センター RMC教授)

14:40 パネルディスカッション
指定発言
詫摩 雅子(科学ライター)

16:10 閉会の挨拶
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科 医の倫理と公共政策学 教授)