市民公開シンポジウム ウイルス研究と医療の最前線~いま考える感染症と社会~
概要
いま、新型コロナウイルスと感染症についての様々なニュースがかつてなかったほど頻繁に報じられ、日々知見が刷新されていきます。いまや、私たちの誰もがウイルスや感染症をめぐる最新の動向に無関心ではいられません。
一方で、現在おこなわれている様々な取り組みは、これまで地道に積み重ねられてきた研究や先人たちの試行錯誤の上に成り立っています。大阪大学大学院医学系研究科 加藤和人教授(医の倫理と公共政策学)は、文部科学省 新学術領域研究(研究領域提案型)「学術研究支援基盤形成」の生命科学連携推進協議会において、社会と研究者を繋ぎ、科学研究の在り方をともに考える場を作る役割を担っており、その一環として、このたび10月23日(土)にオンラインシンポジウムにて、2021年度市民公開シンポジウム「ウイルス研究と医療の最前線 – いま考える感染症と社会 –」を開催します。
今回のシンポジウムでは、最前線でウイルスの研究や感染防止に携わる専門家を招き、普段私たちがあまり目にすることのない、ウイルスと向き合う活動を紹介していただきます。私たちの生活を支えている医学研究や病院での実践的な活動の最前線を知ることで、今後私たちが科学とどう向き合っていけばよいのか改めて考えていきましょう。
イベント概要
市民公開シンポジウム | |
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日時 | 10月23日(土) 13:30 ~ 16:30 |
形態 | オンライン |
演題 | ウイルス研究と医療の最前線 ~いま考える感染症と社会~ |
対象者 | 一般市民 |
参加費 | 無料 |
定員 | 500名 |
参加申し込み方法 | 右記URLより事前申込みください: https://www.med.osaka-u.ac.jp/pub/eth/seminar/20211023/ |
【スケジュール】
13:30 開会の挨拶
井上 純一郎(東京大学医科学研究所・生命科学連携推進協議会)
13:40 講演1「新型コロナウイルスの理解と対処法」
松浦 善治(大阪大学感染症総合教育研究拠点(CiDER))
14:10 講演2「コロナウイルス対策におけるゲノム解析技術の活用」
鈴木 穣(東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻)
14:40 講演3「電子顕微鏡で見たウイルス構造から学ぶ感染症対策」
村田 和義(生理学研究所生体分子構造研究部門)
15:25 パネルディスカッション
指定発言
太田 悦子(大阪大学医学部附属病院感染制御部)
16:25 閉会の挨拶
加藤 和人(大阪大学大学院医学系研究科)