研究の紹介
オートファジーグループの紹介
論文の紹介
加齢による近位尿細管のTFEB活性低下は、全身の脂質代謝を悪化させAPOA4アミロイドーシスの原因となる2025
SGLT2阻害薬エンパグリフロジンは近位尿細管へのアルブミン曝露を減らしオートファジー停滞を解消することで腎保護に働く2024
MondoAは急性腎障害に対抗し慢性腎臓病への進展を抑制する2024
FGF21とオートファジーは協調的に加齢や肥満による腎臓病進展に対抗する2023
TFEBを介したリソソーマルエクソサイトーシスは高脂肪食による腎脂肪毒性を軽減する2023
尿中マルベリー小体は、ファブリー病の腎病変の早期診断および酵素補充療法の効果判定のバイオマーカーとして有用である2021
シュウ酸カルシウム腎症における傷害リソソームの修復には脂質化LC3を介したTFEBの活性化が必須である2020
オートファジーは高リン負荷による腎尿細管ミトコンドリア傷害に対抗する2020
エイコサペンタエン酸はオートファジーフラックスを回復することで腎脂肪毒性を軽減する2020
近位尿細管におけるRubiconノックアウトマウスはメタボリックシンドロームを呈する2020
近位尿細管におけるオートファジー活性は１型および２型糖尿病で異なる2019
内皮細胞オートファジーは抗酸化作用を介して腎糸球体係蹄の統合性維持に寄与する2018
オートファジーによる脂肪滴分解（リポファジー）は、近位尿細管において飢餓時のエネルギー恒常性を維持する2017
近位尿細管細胞においてオートファジーはリソソームの合成と機能を促進することによってAGEの分解に寄与する2017
オートファジーフラックス障害とミトコンドリア機能低下は近位尿細管における脂肪毒性に寄与する2017
加齢によるオートファジー活性の変化がミトコンドリア機能低下を介して腎老化を引き起こす2016
腎臓におけるオートファジーはミトコンドリアの品質管理を介して代謝性アシドーシスに対して防御的な役割を有する2014
オートファジーは近位尿細管において加齢ストレスや虚血障害に対抗する2011
CKD-MBD
自己教師あり学習は糸球体画像から有用な特徴量を抽出し、最低限の教師データで分類モデルの構築を可能にする2024
リンが引き起こす腎障害への内因性対抗メカニズム ― 脂肪酸代謝の活性化 ―2024
細胞レベルの空間分解能、秒レベルの時間分解で、in vivo のミトコンドリア脂肪酸β酸化を可視化する2023
肝臓によるリン捕捉および肝腎神経系を介したリン利尿亢進はリン恒常性維持に重要である2023
腎移植後早期からの天然型ビタミンD3補充は骨密度低下を減弱させる2021
バゾプレッシンを介した骨吸収亢進は運動誘発性高カルシウム血症と関連する2021
心不全においてeGFRの変動は優れた予後予測因子である2021
低Na血症合併心不全における低用量トルバプタンの長期使用は良好な腎予後と関連する2021
マッソントリクローム染色標本を用いてポドサイト足突起や尿細管ミトコンドリア形態を定量評価する2021
腎移植後早期からの天然型ビタミンD3補充と移植腎機能；プラセボ対照無作為化比較試験2021
シングルセルRNA-seq解析を用いた腎発生メカニズムの検討2021
カゼイン・卵白アルブミン・分枝鎖アミノ酸の経口摂取はリン誘導性腎尿細管間質障害を抑制する2020
低重炭酸イオン血症とCKD進行リスクの関連はpH依存的である2020
腎移植患者における血清リン濃度は副甲状腺ホルモン濃度と腎予後との関連を修飾する2020
リトコール酸はビタミンD受容体依存的、経細胞性経路非依存的に腸管のリン吸収を増加させる2020
透析導入時の隠れ低カルシウム血症2020
保存期CKD患者の冠動脈石灰化に対する酸化マグネシウム/球形吸着炭の効果 – 2×2 ランダム化比較試験 –2019
保存期CKD患者における血清Cl濃度と死亡・心血管イベントリスク2018
CLCN5遺伝子のイントロン領域に新規変異を有し、重篤な骨軟化症を合併したデント病の一例2018
CKDできわめて高頻度に見られる電解質異常(低Mg血症)の新たな成因2018
心肥大は血清fibroblast growth factor 23 (FGF23)濃度を上昇させる2018
血液透析患者の血中イオン化マグネシウム濃度とアニオンギャップ2018
保存期CKD患者における血清Mg濃度と冠動脈石灰化密度の関係2016
腎尿細管間質障害に対する25-hydroxyvitamin D3の直接作用2015
マグネシウムは非糖尿病性慢性腎臓病患におけるリンと腎不全進行リスクの関連を修飾する2015
L-リジンは血管石灰化を抑制する2014
異所性石灰化抑制因子fetuin-Aの腎臓における役割2013
活性型ビタミンD類似体による腎尿細管間質線維化抑制作用2012
保存期慢性腎臓病(CKD)患者におけるFGF23と25(OH)D測定の併用は、腎予後のリスク評価に有用2012
保存期慢性腎臓病(CKD)患者のFGF23値は、透析導入前の心血管病発症を予測するが、透析導入後の心血管病発症までは予測しない2012
慢性腎臓病患者さんにおける冠動脈石灰化とfetuin-mineral complex (FMC)2010
非糖尿病慢性腎臓病患者における25-hydroxyvitamin D2009
疫学グループ
非肥満男性では、飲酒頻度が高血圧の発症に及ぼす影響が増強される2020
睡眠負債と蛋白尿2020
IgA腎症と喫煙2010
IgA腎症の進行に関与する遺伝子多型（PREDICT-IgAN）2009
腎疾患臓器連関制御学グループ
高カリウム血症発生後のRAS阻害薬中止と予後 – Target Trial Emulation2025
中止されたRAS阻害薬の再開が腎予後・生命予後を改善する2024
Canagliflozinの腎保護効果媒介因子は患者背景により異なる-CREDENCE trial-2023
高齢血液透析患者における歩行機能とバランス能力に対するwhole body vibrationの効果2023
LAMA5 ヘテロ遺伝子変異が、緩徐に進行しビンキュリン発現増加をみとめる巣状分節性糸球体硬化症と肺病変の発症に寄与する可能性がある2022
VDRAの心血管アウトカムへの効果はALPによって修飾されるか？ - J-DAVID試験post-hoc解析2022
進行した慢性腎臓病患者におけるアニオンギャップと心血管イベントの関連2022
アルドステロン拮抗薬の使用は多様な慢性腎臓病患者で透析・腎移植の回避と関連2022
大阪府下の血液透析患者におけるSARS-CoV-2 IgG抗体陽性率に関する検討2021
進行した慢性腎臓病患者において高アニオンギャップは腎予後不良と関連する2021
新しいMUC1のフレームシフト変異家を有する家族性尿細管間質腎炎患者家系の解析により明らかになった、変異MUC1蛋白の性質2017
スピンエコーシークエンスと長時間DTI MRIによる糖尿病腎症における腎繊維化の可視化2017
ARPKD異常によるNEDD4-family E3 ligaseの機能不全がARPKDの臨床像を説明できる可能性2017
ヒトの細胞において、ヒストンH4 lysine20 のアセチル化は遺伝子抑制と相関する2016
アジルサルタンは近位尿細管のNa+-H+ Exchanger-3を調節してマウスの食塩感受性を改善する2016
免疫・補体グループ
選択的PPARα活性化によるT細胞の代謝プログラムの調節を介した自己免疫疾患の軽減効果2024
Non-mitogenic CD3抗体によるT細胞受容体発現量低下を介したマウスループス軽減効果2022
その他
カナグリフロジンは造血を亢進させ、特に男性多血症患者で血栓塞栓症を増加させる可能性がある2025
日本腎臓学会会員アンケート調査による紅麹関連製品摂取後に生じた腎障害の実態2024
透析患者のTAVI術後生体弁狭窄と術前低マグネシウム血症の関連2022
腹腔鏡検査で診断された腹膜透析施行前に腹膜硬化症を呈した一例2020
腎発生時の血管形成の分子機序2009