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発達障がいの子どもたちに、コロナ禍のサポートと未来に繋がる研究を

概要

大阪大学連合小児発達学研究科附属子どものこころの分子統御機構研究センター長・谷池雅子です。私たちは、大阪大学、金沢大学、浜松医科大学、千葉大学、福井大学の5大学が連携して一つの大学院を作っている「子どものこころの発達についての専門機関」である「大阪大学連合小児発達学研究科」附属の研究センターです。医学・心理学・福祉・教育などの様々な分野の専門家が集まり、「子どものこころの健やかな発達」のための研究や支援を行なっています。10人~15人に1人とも言われる発達障がいは、世界中で原因解明のための研究がされていますが、症状や要因が多様であるため、大部分はまだ不明であり根本的な治療法はありません。一方で発達障がいにより困難を抱える子どもの数はとても多いことに加え、コロナ禍での外出自粛などの影響で起こる発達障がいの子どもたちや家族のストレスといった新たな課題も生まれています。そこで、以下の2つを進めるためにクラウドファンディングへの挑戦を決めました。

  1. コロナ禍で困っている発達障がいの子どもたち・ご両親に向けたサポートブックの作成
  2. 未だに原因が解明されていない発達障がいの原因を明らかにし、治療法を開発していく研究に必要なバイオリソース・データ活用システムの構築

発達障がいの子どもたちや家族が明るく笑顔で暮らせる未来に貢献するためにも、皆さまのあたたかいご支援を、どうぞよろしくお願いいたします。

https://readyfor.jp/projects/kodomo-kokoro